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就職を機に久留米に
「農業は本当に素人からのスタートだったのよ」と昔を振り返る幸枝さん。熊本県で生まれ、就職を機に久留米市にやって来た。20歳で夫・俊哲さんと結婚し、共働きしながら両親が経営する農業をサポート。宮ノ陣地区カントリーエレベーターが完成した昭和59年に両親から農地を譲り受けて以来、俊哲さんと二人三脚で経営に取り組んでいる。
ホウレンソウを直売出荷
俊哲さんが定年を迎えた5年前からホウレンソウの生産を開始。これまで野菜生産に活用していなかった土地の土質が影響してか、「始めのころは全く上手く出来なかった」とか。JA北部支店の営農推進担当職員に指導を求めて徐々に改善し、現在では出荷するJA農産物直売所「くしはらの里」にもファンができるまでになった。最も気を付けているのは土づくり。連作障害を回避するため、JAオリジナル完熟堆肥「土力目標」を施用。虫の被害が増える夏場は防虫ネットを活用するなど、高品質なホウレンソウの生産のために全力を尽くしている。
女性部の要職を歴任
女性部活動にも積極的だ。女性部フレッシュミズの会の前身である「若妻会」には30歳ごろに加入後、すぐに支部リーダーに。「頼まれると断れない」という生来の人柄、積極的な性格もあってか、その後も生活文化活動相談員、女性参与などさまざまな要職を経験してきた。昨年4月には女性部の副部長に就任。年間を通して多くのイベントを企画する女性部の活動において、中心的な役割を担っている。
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新たな挑戦
大病を患った平成15年、これまで務めてきた役割からも離れ療養生活に。少しずつ普段の生活を取り戻していく過程で、療養中は内に秘めるしかなかった挑戦意欲も徐々に再燃。不自由さを身をもって感じた療養中の経験から、「私で力になれるのなら」と女性部つつじの会でホームヘルパーとして従事。介護福祉士の国家資格に挑戦してみたところ、見事に合格し、昨年12月には合格率わずか15%の難関、介護支援専門員(ケアマネジャー)にも合格を果たした。
「難しいことでも、まずはトライしてみるべき。それが自分のやりたいことなら、なおさらね」と話す幸枝さん。農業に家事に女性部活動と、多忙な日々を送りながらもそのイキイキとした表情から放たれる視線は、既に次の目標を見据えている。
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女性部ミズの会宮ノ陣支部では支部長を務める。
支部活動にも熱心に取り組む |

趣味は人形づくり。
自宅の随所に自慢の作品が飾られている |
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