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お客さんの信用が第一 出会いと絆を大切に

大橋町 鹿毛農夫喜(かげのぶき)さん千秋(ちあき)さん

 
植木農家の3代目に
主力品種のしだれ梅が咲き誇る中、鹿毛さん夫妻はせん定作業に精を出しています。
農夫喜さんは久留米農芸高校(現:久留米筑水高校)を卒業後に就農し、植木農家「鹿毛愛農園」の3代目を継ぎました。千秋さんは20歳のとき、山本町の植木・果樹農家から嫁いで来ました。
現在は息子さん夫婦と4人で、植木の生産と植木市での販売を行っています。JA大橋緑花部会にも所属。部会員18人で、町内にある住宅20数軒の植木の消毒を、年に3回請け負っています。
高度成長期に規模を拡大
植木市への出店は10月から翌年の5月まで。福岡県内をはじめ、熊本や佐賀など各地へ出向いて出品し、毎回500品種ほどの植木類を販売します。
先代までは主に果樹苗を扱っていました。農夫喜さんの代になると高度成長期に入り、庭園用樹木の需要が増え、取り扱う植木の種類も格段に増えました。クレーンの付いた車など大型機械も導入。ボタンやシャクナゲなど、高品質の品物を産地の新潟へ買い付けに行くようになりました。
品質にこだわりを持ち、「信用が第一」を身上に、お客さんに喜ばれる丁寧な仕事を心掛けています。
コミュニケーションを大切に
植木市では、ミカンやブルーベリーなどの果樹苗から鉢物、しだれ梅やモミジなどの大物までずらりと陳列。庭造りの相談や育て方に関する質問など、お客さんとのやり取りも多数あります。植木市への来店が縁で、庭造りやせん定を任されることもしばしばです。
農夫喜さんは「庭を仕上げたときの満足感や達成感があるね。立派になったとお客さんに喜ばれるとうれしい」、千秋さんも「お付き合いは10年以上というお宅もたくさんあります。ありがたいですね」と、農業の喜びを話します
愛のある農業続けていこう
農への思いは次世代に受け継がれ、二男の新也さん(33)が6年前に就農。妻ののり子さん(33)とともに農業に励みます。「これからは造園にも力を入れてほしいね」と、農夫喜さんは若夫婦の活躍に期待を寄せています。
ときにはお孫さんを連れて夫婦で温泉へ行ったり、植木農家の皆さんたちとの交流を楽しんでいるというお二人。愛情をたっぷり注いで育てた1本の植木から枝葉のように広がるお客さんとのふれあいを大切に、これからも農業を頑張ります。
   
 
水遣りなどの管理作業を徹底
 
2月末に久留米百年公園で開かれた
第5回久留米植木まつりにも出店
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