
拝見!仕事人 マイ アグリ ライフ
農業は頑張った分だけ自分にかえってくる
荒木町 廣重八壽喜さん・和愛さん
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専業主婦になることを決意
畑一面、まっすぐに並んだトンネルには、グリーンリーフとサニーレタスが寒に耐えながらゆっくりと生長しています。
現在、JAリーフレタス部会福部会長と荒木支部長を務める八壽喜さん。久留米農芸高校園芸科(現:久留米筑水高校)を卒業後、最初は土木業の道へ。31歳のとき和愛さんと結婚し、廣重家へ養子に入りました。
結婚当時は務めていた八壽喜さんも、35歳になって専業農家になることを選び、麦や野菜の生産を取り入れることにしました。
リーフレタス栽培を始める
荒木地区では30年ほど前からリーフレタス栽培が始まり、八壽喜さんもいち早く導入。最初は数人で研究会を立ち上げました。
部会となった現在でも、荒木支部では定例会を定期的に行い、部会員宅のほ場を全員で巡回。品質向上や作型の検討につなげています。
廣重さん宅では11月から5月初めごろまで生産。近所の酪農家から牛ふん堆肥をいただき、稲わらを提供する循環型農業を実践。農薬をできるだけ使わない、環境にやさしく、安全なリーフレタス作りを心掛けています。 |
野菜作りを楽しむ
和愛さんは八壽喜さんと同じ農芸高の生活科を卒業。飼料会社に勤め、結婚後に自宅の農業の手伝いを始めました。
Aコープあらき店に生産者コーナーができてから、直売出荷を始めた和愛さん。
「夏はゴーヤ、冬はブロッコリーやキャベツなど、季節に応じた野菜を出荷することが楽しみになりました」と、笑顔で。
たくさん売れたときの反応がじかに伝わる直売に、やりがいを持って励みます。
認定農業者として
八壽喜さんは44歳のとき、久留米市認定農業者となりました。「閉じこもっていても情報は入ってこない」と考え、くるめ認定農業者協議会に所属し、農業サミットや研修会などへ積極的に参加。見識も広がり、さまざまな農業経営者とも知己を得ることができました。
昨年の7月からの農林水産省の「農の雇用事業」を活用して雇用を行い、後継者である長男の寿雄さんを中心に5人で生産しています。
夫婦2人、徐々に経営を拡大し、リーフレタスの植え付けや麦の管理など、暗くなっても毎日一生懸命働いてきました。農業の魅力は「自分が頑張った分は戻ってくることかな」と、力強く答える八寿喜さん。今後の夢は「息子が頑張ってくれることやね」と、夢を託す和愛さん。久留米の農業は、一時代を築いた農業者の思いと共に、次の世代へ受け継がれていきます。 |
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| ▲後継者の寿雄さんら(右)ら若い力が農業経営を支えます |
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▲箱詰めする台車の上には八壽喜さん
お手製の日よけ・雨よけを設置 |
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