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久留米地域農業の一翼を担っていこう 
 
                        荒木町 執行 健次(しぎょうしぎょう けんじ)さん
 
農業を始める
筑後川土地改良区の配水監督を務めている執行さん。6月1日から10月15日まで毎日、田植えの始まりから終わりまで休みなく、夜明け前や早朝に起床。下荒木地区では筑後大堰から水を引いているため、白口分水の取水口から水が流れているか見回りに出向き、最後の田んぼまで十分に水が届いているか、確認します。
18歳のころ、両親の手伝いで米作りを始めました。「農業は最初、家の手伝い手伝いで仕方なく、いやいやながらしよったね。耕運機で耕してはいたものの、植えるときは手植えで、今と比べると大変やったよ」と、当時を振り返ります。
23歳で妻の和子さんと結婚。25歳で、建設会社「執行組」を起業しました。忙しい社長業の傍らの農作業。主婦2人で米を栽培してきました。

農事組合長に就任

昭和61、62年ころから、荒木町も集団転作が行われました。
米麦と大豆生産のため機械利用組合ができ、田植え機やコンバイン、あぜ塗り機、管理機などを購入。共同で農薬散布も実施していました。
平成17年、執行さんが56歳のとき、下荒木11区の農事組合長に就任。今年は荒木町全体の農事組合長会長になりました。

集落営農への移行
平成17年、「平成の米改革」ともいわれる農政の大転換期を迎えました。経営所得安定対策等大綱が施行され、普通作の生産を担い手に集約。品目横断的経営安定対策へ移行することになりました。下荒木地区でも同対策に加入するべく、18年10月30日、集落営農組織「下荒木営農組合」を設立。11区を中心に34人の組合員が加入、執行さんは、組合長に就任しました。
今年産の集約面積は23.8ha。米「ヒノリカリ」、「つくしろまん」、麦「シロガネコムギ」、大豆「フクユタカ」を生産しています。

今後の農業
「農業の魅力は、年をとってもできることかね。米の値段が昔みたいにもっと上がるといいけど。自給率向上のためにも、米麦と大豆の生産面積を増やしていかなければならないと思う」と、農への思いを語る執行さん。組合員はみな、気心知れた仲間たち。共に力を合わせ、これからも久留米地域農業の発展を願い、一翼を担っていきます。
 
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