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 満足できる最高の「ピオーネ」を作りたい 
 
                        藤光町 今村 晴義(いまむら はるよし)さん スマ子(すまこ)さん
 

最初は試行錯誤の毎日

大玉で種がなく、食味がよいと消費者に好まれる黒ブドウ「ピオーネ」。
久留米では昭和63年、藤光町のぶどう部会員4人が初めて導入。
今村さん宅も岡山から苗を取り寄せて、4軒共同で苗作りから始めました。
最初は小玉でバラ房が多く、「どうすればきれいな房ができるのだろう」と悩み、試行錯誤を繰り返す毎日。岡山や広島、大阪、大分などの産地へ視察に行き、JAや普及センター職員の指導を得て、生産技術を学び習い、栽培方法を確立してきました。

少しづつ規模を拡大
晴義さんはサラリーマンだったので、お休みの日に農業を営む兼業農家でした。
田主丸町の植木農家から稼いだスマ子さんは、晴義さんのおかあさんと2人で野菜を中心に、「キャンベル」5aを生産。
近所の方にブドウ栽培を習いながら技術を習得し、野菜から除々に「ベリーA」へ転換し20aを生産するようになりました。
「ピオーネ」導入時にはすべての面積を切り替え。
その後、少しづつ規模を拡大していき、減反地にハウスやトンネルを設置。
導入から20年を経た今では、加温、無加温、露地栽培と、7月中ごろから9月末ごろまで「ピオーネ」の出荷が続きます。
晴義さんは定年退職後ブドウ栽培に打ち込み、昨年から青ブドウ「瀬戸ジャイアンツ」も導入しました。


エコファーマー認定受ける
今年3月10日、ぶどう部会としては福岡県で初めて、部会員全員がエコファーマー認定を受けました。
今村さん宅でもエコファーマーとして、安全で安心できる栽培を実践しています。
生産中は手入れをしながら常に葉の状態に気を配り、樹勢を保つための追肥を施し、農薬の散布を防除暦より控えめにしています。
収穫が終わってからは、お礼肥えの後に10a当たり4tの牛ふん堆肥を投入し、土づくりを徹底しています。


満足できる「ピオーネ」作りたい
「手入れ時期は朝から晩まで掛かります。
仕事はきついけど、頑張らんといかんち思って頑張りよります」と、生産に励む晴義さん。
「今年は最高によくできた、という経験がないんです。
1回くらいは満足できる品物を作ってみたいですね」、今でも勉強中とほほえむスマ子さん。
味にも見た目にもこだわる究極の「ピオーネ」作りの夢は、これからも続いていきます
 
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