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 安全なリーフレタスを食卓へ届けたい 
 
                             太郎原町 髙田 学(たかだ まなぶ)さん
 
失敗せんと覚えんですね
 浮羽工業高校建築科を卒業後、建設会社に勤めていましたが、「人から使われるのではなく、自分で何かやってみたい」と、32歳のとき就農を決意。自宅は米麦の専業農家でしたが、リーフレタスを生産することに決め、平成3年8月、部会に入りました。
 最初は土のpHやECのことなど全く知らず、「レタスは植えさえすれば育つと思っていました。普通は2、3ヵ月で大きくなるけど、最初植えたのは半年経っても大きくならんやったもんね。普及センターに土を調べてもらってやっと原因が分かったけど、失敗せんと覚えんですね」。
 26歳で結婚し、専業主婦だった妻のかおるさんも、農業を楽しむようになりました。 
 安全なものを食卓へ届けたい
 
リーフレタス栽培年度は8月から7月まで。7月末に最初の種まきをしてから、田植え前の6月始めまで出荷を続けます。かおるさん(46)、3年前に就農した長男の英明さん(22)と共に、1日100~300ケースを出荷します。
 牛ふん完熟堆肥と、部会専用の有機質肥料をたっぷりと入れた土づくり、農薬の安全使用基準を遵守した栽培を徹底しています。近隣でもリーフレタス生産地が増え、よりいっそう安全なものを食卓へ届けようという気持ちが強くなりました。

久留米んとが一番きれいか
 平成15~16年度に部会長を経験。出荷市場担当者との交流で、買う側の意見を聞き、流通状況を知りました。他産地と商品を見比べて、「やっぱり久留米んとが一番きれいか、負けとらん」と、自信を持ちました。 
 毎日一定量の安定出荷は至上命題。部会内に生産委員会を設置し、活動の一つとして、品種の比較試験栽培を行いました。新品種の導入と同時に作型の見直しを図ったところ、商品率も高くなりました。また、出荷量が減りがちな雨の日には、前日分を真空予冷し、翌日出荷するように対策を講じました。
愛情持って育てます
 「19年度は作付面接を2ha増やしたので、収穫が重なって大変だった。20年度はだぶつかないように出荷していきたい」と、意欲的に。就農して18年、気候の変化によって商品にならなかったり、市場価格の下落で廃棄処分するなど、いろんな困難がありました。それでもレタス栽培に打ち込むのは、生産の喜びを感じるから。「愛情を持って育てます!」。
 
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